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ヤコブ 3:11 甘い水と苦い水

μήτι ἡ πηγὴ ἐκ τῆς αὐτῆς ὀπῆς βρύει τὸ γλυκὺ καὶ τὸ πικρόν;

(ヤコブ 3:11 口語訳)泉が、甘い水と苦い水とを、同じ穴からふき出すことがあろうか。

サボってばかりいないで、また勉強するか。
ギリシャ語は、名詞の語尾が変化して「~は」「~の」「~に」「~を」などを表現します。
変化の仕方は、男性名詞や女性名詞、中性名詞で違うし、第三変化なんてのもあるので、覚えるのは結構面倒くさい。

変化の仕方は似たようなものですから、覚えやすいものから覚えればいいのかなと思います。
僕は冠詞の変化が覚えやすい気がします。

【冠詞 女性】
<単数>
 (主格) ἡ
 (属格) τῆς
 (与格) τῇ
 (対格) τήν
<複数>
 (主格) αἱ
 (属格) τῶν
 (与格) ταῖς
 (対格) τάς

これは第一変化の「η」で終わる名詞の語尾の変化とよく似てます。
<単数>
 (主格) κώμη
 (属格) κώμης
 (与格) κώμ
 (対格) κώμην
<複数>
 (主格) κῶμαι
 (属格) κωμῶν
 (与格) κώμαις
 (対格) κώμας

冠詞を覚えてしまえば、第一変化「η」はそのまんま応用できますね。

では本文を見ていきますか。
μήτι ἡ πηγὴ ἐκ τῆς αὐτῆς ὀπῆς のところです。

「μήτι」は「μή」と「τίς」が組み合わさった語だそうです。「~なものが何かあろうか?」ぐらいの意味のようです。
「ἡ πηγὴ」は女性名詞ですね。「泉」の主格、単数です。
「ἐκ τῆς αὐτῆς ὀπῆς 」も女性名詞です。意味は「同じ穴から」。属格、単数の語尾になってます。
「ἐκ」+属格で「~から」という意味になります。
「βρύει 」は「湧き出す/噴出す」という動詞。
「τὸ 」これは中性の冠詞です。
「τὸ γλυκὺ καὶ τὸ πικρόν」は、「甘いものと苦いもの」
甘いという形容詞は辞書で見ると「γλυκύς, εῖα, ύ」と書いてます。男性、女性、中性での語尾が並べてかかれてます。「γλυκ」は中性です。
苦いという形容詞も「πικρός, ά, όν」と、男性、女性、中性の形が並べて書かれてます。「πικρόν」は中性です。
最後の「;」 は「?」にあたります。

訳すと、「同じ穴から、甘いのと苦いのを湧き出す泉があろうか」という感じでしょうか。

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