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読書 上村静著「宗教の倒錯―ユダヤ教・イエス・キリスト教」

上村静著「宗教の倒錯―ユダヤ教・イエス・キリスト教」を読んだ。
キリスト教にある反ユダヤ主義について考える上での良書かと思います。
キリスト教批判ではあるけど、前向きな感じの批判ですね。
一般向けに書かれた聖書入門のようです。

(旧約)聖書のなかで罪を犯した人間たちに罰が与えられるが、神は彼らが生きていけるように配慮を示していることを丁寧に指摘しているのが、印象に残りました。
「神とは働きなのであり、その働きとは、究極的には<いのち>を生かす働きである。
言い換えれば、<いのち>を生かす働きに対するひとつの象徴的な名前が『神』なのだ」(p32)と。
神とはいのちを生かす働きと定義して、しかし、それに反するようなことが歴史上、現代も、しばしば見られる。それはなぜなのか…を問うてゆく。
聖書に描かれている時代背景を分かりやすく解説している。…もちろん、かなり端折っているのでしょうけど、聖書だけではなかなか分かりにくいところを、さまざまな文献からその時代を浮き彫りにしていて勉強になります。

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