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ヤコブの手紙 1:9

Καυχάσθω δὲ ἀδελφὸς ταπεινὸς ἐν τῷ ὕψει αὐτοῦ,

(口語訳) 低い身分の兄弟は、自分が高くされたことを喜びなさい。

Καυχάσθω /Καυχάομαι (誇る 大声で話す) − 動詞: 三人称 現在 中動相 命令法 単数
δὲ /δὲ (しかし) − 接続詞
 /ὁ 冠詞: 主格 単数 男性
ἀδελφὸς /ἀδελφὸς (兄弟) − 名詞: 主格 単数 男性
 /ὁ 冠詞: 主格 単数 男性
ταπεινὸς /ταπεινὸς (低い 謙虚な 貧しい) − 形容詞: 主格 単数 男性
ἐν /ἐν (~において) − 前置詞
τῷ /τῷ (the) − 冠詞: 与格 単数 中性
ὕψει /ὕψος (高い所 頂上) − 名詞: 与格 単数 中性
αὐτοῦ /αὐτός (彼自身の) − 人称 / 所有代名詞: 所有格、属格 単数 男性

---

δὲ は話が切り替わるのでついているようです。「しかし」というよりは「そうしてまた」と話を仕切り直す感じ。
αὐτοῦ が所有格、属格なのが難しい。対格で「彼自身を」となっていたら「彼自身を誇りなさい」と訳せるけど、所有格、属格なので「彼自身の」です。
属格には起源や分離を示す「~から / from」の意味もあるそうなので、「彼自身のゆえに」とでも訳せるのだろうか。

「そうしてまた、地位の低い兄弟は、高みにある彼自身のゆえに誇りなさい」

「高いところにある」とか「高みにある」とか「頂上にある」とかそんな意味のようです。
口語訳のように「高くされた」という上昇してゆくニュアンスがないのですが、意訳なのでしょうか。見落としかな。

「誇る καυχάσθω 」の用例は、
1コリ 1:31 それは、『誇る者は主を誇れ』と書いてあるとおりである。

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